* t2epub [#k8e7e066]
テキストファイルをEPUBに変換します。~
目次も自動的に作成します。~
縦書きに対応しています。~

[[Open JTalk:http://open-jtalk.sourceforge.net/]]を使用した音声合成による、読み上げ校正支援ツールを呼び出せます。

[[KindleGen for Windows:http://www.amazon.com/kindleformat/kindlegen]] を用意すれば、Kindle用のmobiファイルも作成します。~

(Windows用フリーソフト)

■EPUB変換機能
  txtファイルの存在するフォルダを指定することで、フォルダ内のすべてのtxtファイルを変換します。
  画像ファイル(対象: jpg、jpeg、gif、png)が存在すればカバーとして使用します。
  画像ファイルが無い場合は、自動的に表紙を作成します。
  指定したフォルダの画像ファイルを登録します(画像を使用するには直接タグを書いてください)。
  固定レイアウトの見開きに対応したページを出力できます。
  奥付を出力できます。
  ルビを簡単にふれます。
  ルビ、傍点を簡単にふれます。

  KindleGen for Windowsを用意すれば、Kindle用のmobiファイルも作成します。

■EPUB解凍機能
  EPUBファイルを指定することで、EPUBファイル中に格納されているファイルをフォルダに解凍します。

■EPUB圧縮機能
  EPUBファイルを構成するファイルが存在するフォルダを指定することで、EPUBファイルに圧縮します。
  mimetypeファイルは無圧縮でEPUBファイルの先頭に格納します。

インストール:
  zipファイルを解凍し、中のファイルを任意のフォルダに置いてください。
  例: C:\t2epub

** Ver.1.20 [#ka659178]
フルパッケージ版:(Vector様のサイトに繋がります)
** Ver.1.86 [#sdc48833]
フルパッケージ版:(Vector様のサイトに繋がります)バージョンが古い場合は、lite版で上書きしてください。
#ref(http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se501127.html)

校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_186.zip)
-書籍情報ファイルの書籍名にタグがある場合にEPUBCheck4.2.1でエラーが出る件を修正しました。

** Ver.1.85 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_185.zip)
-imagesフォルダの画像ファイル名が数字始まりの場合、EPUBCheckでエラーになる件を修正しました。
-EPUBCheck4.2.1でWARNINGが出る件を修正しました。

** Ver.1.84 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_184.zip)
-固定レイアウトの場合、起動時に表示するページを表紙に変更しました。
-固定レイアウトの場合、表紙は中央に出力するように変更しました。
-目次情報に表紙を追加しました。
-同梱の校正支援ツール「ポゲラ」の音声合成エンジンを更新しました。(フルパッケージ版)

** Ver.1.83 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_183.zip)
-誤字を修正しました(ヘルプファイル、configファイル)。

** Ver.1.82 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_182.zip)
-ルビ、傍点のエラー時のメッセージを変更しました。

** Ver.1.81 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_181.zip)
-最初の章を目次の前のページにする機能で、画像ページが目次の前にならない件を修正しました。

** Ver.1.80 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_180.zip)
-章のタイトルを目次だけにできる機能を追加しました([#目次だけ見出し]タグを付けます)。

** Ver.1.70 [#sdc48833]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_170.zip)
-ルビ記法を無効にする記法を追加しました("|《"で、ルビにせずに"《"を出力します)。

** Ver.1.61 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_161.zip)
-最初の章を目次の前のページにする機能で、同じファイル内の章がすべて目次の前になっていた件を修正しました。

** Ver.1.60 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_160.zip)
-傍点を付けるための記法を追加しました。

** Ver.1.51 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_151.zip)
-書籍情報ファイルの必須項目がない場合に例外となる件を修正しました。
-ヘルプの誤字を修正しました。

** Ver.1.50 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_150.zip)
-改行だけの行は全角空白を入れるように変更しました(stylesheet.css)。
-F5キーまたは右クリック-「ファイル一覧更新」でファイル一覧の表示を更新するように変更しました。
-画像だけのページでmetaタグでviewportを追加するように変更しました(epubcheck 4.0.1対応)。
-同じファイルで章を分割した場合、章タイトルの次の空行が消えるバグを修正しました。
-同梱の校正支援ツール「ポゲラ」を更新しました(Windows8から標準搭載されている日本語音声合成エンジンを使用可能になりました)。

** Ver.1.41 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_141.zip)
-BOOK☆WALKER for Windows で画像ページの後ろに空白ページが入る件を修正しました。

** Ver.1.40 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_140.zip)
-1画面1ページの画像の表示にSVGを使用するように変更しました。

** Ver.1.31 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_131.zip)
-校正支援ツール「ポゲラ」の呼び出しで、ファイルパスに空白がある場合にファイルが読み込まれないバグを修正しました。
-同梱の校正支援ツール「ポゲラ」を更新しました(読み飛ばし機能追加)。


** Ver.1.30 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_130.zip)
-固定レイアウトの見開きで、右側ページは左寄せ、左側ページは右寄せに変更しました。
-KindleGenでエラーがあった場合に「Kindlegenのログを開く」ボタンが押せない件を修正しました。

** Ver.1.20 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_120.zip)
-設定ファイル(t2epub.exe.config)でテンプレートフォルダの指定ができるように変更しました。
-改行だけの行の出力方法を変更しました。


** Ver.1.10 [#ka659178]
校正支援ツールを同梱しないlite版:
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_lite_110.zip)

-同梱の校正支援ツール「ポゲラ」の音声合成エンジンをOpen JTalkに変更しました。
-ファイルの一覧上で右クリックでコンテキストメニューを開くように変更しました。
-ファイルの一覧でファイルを選択せずに校正支援ツールを起動するとエラーになる件を修正しました。

** Ver.1.00 [#ka659178]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_100.zip)
-画面を作成しました。
-音声合成を使用したゲラ校正支援ツールを呼び出すようにしました。
-ファイルシステムによってはファイル名がソートされない件を修正しました。


** Ver.0.94 [#wa661ca2]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_094.zip)
-page_break_css=onの時、ファイル内で章を分けても目次に章が反映されない件を修正しました。

** Ver.0.93 [#wa661ca2]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_093.zip)
-書籍情報ファイルの書籍名にタグを有効にしました(タイトルページ以外では除去します)。

** Ver.0.92 [#wa661ca2]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_092.zip)
-改ページ以降の改行のみの行がなくなる件を修正しました。

** Ver.0.91 [#wa661ca2]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_091.zip)
-bracket_indent_style=1にしてもカッコが半文字分字下げしない件を修正しました(stylesheet.cssの修正のみ)。

** Ver.0.90 [#wa661ca2]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_090.zip)
-改行三つで章を分けるように変更しました。
-KindleGenのログを.logファイルに残すようにしました。
-固定レイアウト時のoriginal-resolutionを画像ファイルから取得するように変更しました。
-目次なしの場合の動作をKindleとその他の端末で分けるように変更しました。

** Ver.0.82 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_082.zip)
-章のタイトルに縦中横になる文字が含まれる場合に、EpubCheck 3.0.1 で toc.ncx が ERROR になっていた件を修正しました。

** Ver.0.81 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_081.zip)
-Kobo Writing Life でePubファイルのアップロード時に余計なデータが入る件に対応しました(xhtmlファイルからBOMを削除)。

** Ver.0.80 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_080.zip)
-最初の章を目次の前のページにできるよう変更しました。
-奥付をページ内の後ろに置けるよう変更しました(Kindleのみ)。

** Ver.0.70 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_070.zip)
-ルビをふるための記法を追加しました。
-設定ファイル(t2epub.exe.config)が"変換元のファイルが存在するフォルダ"に存在する場合、そちらを優先するように変更しました。
-kobo、SONY Reader で、タイトルページ、奥付の縦書きができなかった件を修正しました。


** Ver.0.64 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_064.zip)
-Kindle以外でも改ページ処理に対応しました。

** Ver.0.63 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_063.zip)
-EpubCheck 3.0.1 で toc.ncx が WARNING になっていた件を修正しました。
-奥付を使用しない場合は、スタイルシートファイルを含めないように修正しました。


** Ver.0.62 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_062.zip)
-本文中に空白一文字だけの行があった場合にエラーになっていた件を修正しました。

** Ver.0.61 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_061.zip)
-書籍情報ファイル中で奥付情報が一つもない(改行もない)場合にエラーになっていた件を修正しました。

** Ver.0.60 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_060.zip)
-奥付を出力できるようにしました。
-会話文の行頭の字下げを制御できるようにしました。

** Ver.0.51 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_051.zip)
-SONY Reader で縦書きにならなかったバグを修正しました。
-画像ファイルをセンタリングするようにしました(1画像1ページの時のみ)。

** Ver.0.50 [#e34a21e1]
-固定レイアウトに対応するようにしました。
-1画像ファイルで1ページを出力できるようにしました。
-スタイルシートのimgタグを変更しました。
-koboで表紙アイコンが表示されないバグを修正しました。
-オプションなしで起動した時に、フォルダにmimetype, META-INF\container.xmlが存在する場合は圧縮モードで起動するように変更しました。

** Ver.0.40 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_040.zip)
-表紙用画像ファイルが無い場合は自動的に画像ファイルを作成し、出力できるようにしました。
-タイトルページ(標題紙)を出力できるようにしました。

** Ver.0.31 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_031.zip)
-表紙用画像ファイルが無い場合などでKindleGenがエラーになった場合でも、できたmobiファイルを残すように変更しました。

** Ver.0.30 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_030.zip)
-画像ファイルを登録できるように変更しました。

** Ver.0.20 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_020.zip)
-縦中横を自動的に処理するように変更しました。
-設定ファイル(t2epub.exe.config)の true/false を on/off に変更しました。

** Ver.0.11 [#e34a21e1]
#ref(http://www.rechner-systems.com/lab/download/t2epub_011.zip)
-バグ修正

** Ver.0.10 [#e34a21e1]
-新規作成

* 使い方の一例 [#m3a11322]
** その1 [#s0008b8d]
    t2epub sample
      → sampleフォルダ内のテキストファイルから、sample.epub が作成されます。

**その2 [#b662e57c]
    t2epub sample out
      → sampleフォルダ内のテキストファイルから、sample.epub がoutフォルダに作成されます。

**その3 [#ib2f8bfa]
    t2epub -x sample.epub
      → sampleフォルダが作成され、sample.epub の格納ファイルが解凍されます。
         拡張子が.epubの場合は -x オプションは省略可能です。

**その4 [#e1a8e5a4]
    t2epub -c sample
      → sampleフォルダのePub格納用ファイルがsample.epubに圧縮されます。

**その5 [#ue1fe15e]
    「t2epub.exeへのショートカット」を作成し、フォルダをドラッグ&ドロップする。

*フォルダに準備するファイル [#secdba45]
**書籍情報ファイル [#u084713b]
    1行目を書籍名にしてください。
    2行目を作者名にしてください。
    3行目を出版社名にしてください。

**本文ファイル [#zdaad0d1]
    1行目を章のタイトルにしてください。目次に反映されます。
    2行目以降は本文にしてください。
    改行だけの行が2行続くと改ページします(Kindleの場合のみ有効)。
    改行だけの行が3行続くと新しい章にします。

**カバー用画像ファイル [#a2a12baa]
    カバーになります。
    Kindleの場合は、長辺が最低1000ピクセルにしてください。小さすぎる場合はカバーになりません。~
    SONY Readerの場合は、大きすぎる場合はカバーになりません。

**画像ファイルの使用方法 [#qf9a1efa]
  画像ファイルの使用方法には二通りあります。

***方法1: imagesフォルダの下に置く場合 [#aaf1739b]
    OPFファイルへの登録だけを行います。
    実際に表示させるには、テキストファイル中でIMGタグを記述する必要があります。

***方法2: テキストファイルと同じフォルダに置く場合 [#l3b818e3]
    1ファイルで1ページになるようにEPUBファイルを作成します。
    ページ位置はファイル名の並び順です。
    並び順の先頭の画像ファイルは表紙となります。
    例:
        00カバー.jpg
        00書籍情報.txt
        01本文.txt
        02画像.jpg
        03本文.txt
      この場合、01本文と、02本文の間に02画像が入ります。

**ルビ記述方法 [#a1ffaa5d]
~ルビをふりたい場合は、テキストファイルに以下のように記述してください。
  例:
     ルビをふる|漢字《かんじ》
     「漢字」に対して、「かんじ」というルビがふられます。

~「|」は省略可能です。その場合は、文字の種類が異なるところまでとなります。
  例:
     ルビをふる漢字《かんじ》
     「漢字」は漢字で、「ふる」が平仮名なので、「漢字」対して「かんじ」というルビがふられます。

~ルビに対応していない端末の場合は、ルビをふる文字に続いて括弧つきで出力されます。
  例:
     ルビをふる漢字(かんじ)

**傍点記述方法 [#a1ffaa5d]
~傍点を付けたい場合は、テキストファイルに以下のように記述してください。
  例:
     《《傍点》》

~横書きの場合は点(・)が、縦書きの場合はゴマ(ヽ)が付きます。


**注意点 [#s58bacb3]
  ファイル名はソート(並び替え)をした時に、書籍情報ファイルが先頭にくるようにしてください。
    例:
      00書籍情報ファイル.txt
      01本文ファイル.txt
      02本文ファイル.txt


**固定レイアウト用設定 [#hd2cca2b]
  漫画などを作成する場合の固定レイアウト用のEPUBを作成する場合は、t2epub4fixed.exeをご使用ください。
  中身は、t2epub.exeと同じですが、あらかじめ固定レイアウト用に用意した設定ファイルt2epub4fixed.exe.configを使用します。
  設定を変更したい場合は、t2epub.exe.configではなく、t2epub4fixed.exe.configを修正してください。

*画面 [#sa7c46a0]
#ref(t2epub_EPUB変換.jpg)
#ref(t2epub_EPUB解凍.jpg)
#ref(t2epub_EPUB圧縮.jpg)

*出力例 [#g788a0a4]
#ref(cover1s.jpg)
#ref(cover2s.jpg)
#ref(mokuji.jpg)
#ref(chapter2.jpg)
#ref(chapter6.jpg)


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